事務の仕事に就きたい人におすすめする資格「簿記」
事務の仕事に就きたいけど、今のままでは難しいな。そう悩んでいませんか!?事務の仕事に就きたい人におすすめの資格の筆頭は簿記です。
簿記の資格はこんな方におすすめ
- 子どもが小学生になったら事務の仕事に就きたい
- 家計簿をつけるのが好き・家計改善を考えるのが好き
- 将来的に簿記の資格で再就職や転職を考えている
数値やデータを扱うので難しく感じるかもしれませんが、就職活動をすると「簿記〇級有資格者が望ましい」というキーワードもよく見かけます。
まずは簿記3級の資格取得を目指しましょう!
先に資格の受験方法をチェック!
簿記3級は2通りの受験方法があります。
統一試験(ペーパー) | ネット試験(CBT) | |
実施時期 | 2月・6月・11月 | ほぼ毎日 |
会場 | 全国各地の指定会場 | 全国各地のテストセンター(CBT) |
試験方法 | 紙面に記入 | パソコンで選択・文字を入力 |
試験時間 | 60分 | 60分 |
受験費用 | 2,850円 | 2,850円 ※事務手数料がかかる550円 |
簿記について知ろう
簿記って何?
簿記とは、お金や物の出入りを正確に記録することと考えましょう。簡単に言うと会社の家計簿ですね。毎日のお金の流れを正しく記録することで、どれだけお金が入ってきて、どれだけ出ていったかを把握できます。この記録を通じて、お金の使い方や経済活動の状況がわかります。
どうして簿記が必要?
簿記は、お金の流れをきちんと記録することで、無駄な出費を見つけたり、収入と支出のバランスを保つことができます。家計の管理やビジネスでの経営、会計の仕事など、さまざまな場面で使われます。正しい情報があれば、効率的な判断ができるのです。
実はシンプルな簿記の方法
簿記は複雑そうに聞こえるかもしれませんが、基本はとてもシンプルです。収入と支出を「収入帳」と「支出帳」に記録していくだけ。お金が入ったらプラス、出たらマイナスを記入します。そして、それを合計して「残高」を計算します。これだけで、お金の流れが見えてきます。
簿記は役立つ
簿記は、家計のお金の使い方を見直すためだけでなく、ビジネスの経営や会計の仕事にも使えます。お店を持っている場合、何が売れているか、どれくらいのお金が入っているかを把握できます。また、税金の計算や将来の計画立てにも役立ちます。
家庭では家計簿
主婦にとっても、家計管理は日常の重要ですよね。収入以上の出費があれば家計は赤字です。例えば子どもの人数が変われば出費も変わるし、習い事や進路でも出費が変わります。将来マイホームの購入を目指せば貯蓄も必要です!
主婦の家計管理は家計簿で付けますね。将来の予算を建てることも得意となること間違いなしです。
開業するなど、将来個人事業主になっても簿記の知識が活かせます
簿記3級受験について
「簿記3級」は日本商工会議所主催の日商簿記検定の3級です。
元々年3回のペーパー試験でしたが、2020年12月からネット試験(CTB)が開始されました。東京商工会議所ではネット試験のみとなっています。自分の居住区での受験方法を再度確認してみましょうね。
試験概要
統一試験(ペーパー) | ネット試験(CBT) | |
実施時期 | 2月・6月・11月 | ほぼ毎日 |
会場 | 全国各地の指定会場 | 全国各地のテストセンター(CBT) |
試験方法 | 紙面に記入 | パソコンで選択・文字を入力 |
試験時間 | 60分 | 60分 |
受験費用 | 2,850円 | 2,850円 ※事務手数料がかかる 550円 |
合格率に関して、3級はペーパー方式とネット試験ではあまり違いはないと言われています。
CBT試験のメリットデメリット
CBT試験とは試験会場に設置されたコンピュータを使って受験をする方法です。ディスプレイに表示される試験問題を読み、マウスやキーボードを使って選択肢から解答したり、入力して解答します。
ではメリットデメリットを確認してみましょう。
- 試験終了後、すぐに自動採点され結果を知ることができる
- 不合格になった場合、比較的早い段階で再受験することができる(翌日申込OK)
- パソコンやマウスの操作が苦手な人は操作に手間取る可能性がある
- 記述形式も有るため、入力に時間がかかる可能性がある
ペーパー試験とCBT試験、どっちで受ければいい?
個人的にはCBT試験がおすすめ!
- 受験会場が多いこと
- 自分の都合のいい日程を選択できること
- 受験結果がすぐわかること
通信講座によってはネット試験に対応した模試を準備しているので、慣れておきましょうね。
まとめ
簿記は経理系の仕事をするには欠かせない資格の一つです。パソコンの扱いが苦手な人がいるかもしれませんが、事務の仕事はパソコンなしではできない仕事も増えています。これをチャンスだと思って、ぜひ簿記とパソコンにチャレンジしてみてくださいね。